設備更新後の温度差測定

空調による風向きを考慮し、環境温度の高い箇所は21℃を超えていますが、低いところは16℃程となっています。又、従業員が環境温度を体感する値としては「作用温度」となり、空間の温度+壁面の温度が関係してきます。開口部と壁面の温度はさらに低く、7~12℃となっています。作用温度は平均して高いところで15℃なってしまっています。
空調設置位置からの推測

空調設備の更新によって大きな省エネを実施することができていますが、平面的な温度ムラが発生しています。とはいえ、温度差が発生している箇所は端部となっているので、そこさえ解決できれば良いはずです。
外壁面などの断熱性能も重要です。

従業員の労働環境を高めるためには、作用温度を高める必要がありますので、外壁面の性能は重要です。とはいえ、外壁の断熱性能工場は大きなコストがかかりますので、なかなか実施することができません。今後は送風機を置くなどを検討し、段階的にPDCAサイクルを回すことで最小限のコストで最大限の効果を発揮することを目指されています。 一般社団法人エナジーセーブデザイン協会では、多くの測定機器を所持しており、省エネお助け隊を活用していただくことで的を絞った効果検証を行うことが可能です。 滋賀県、京都府内でのエネルギー活用の相談につきましては、下記のホームページや当ポータルサイトよりお問い合わせください。 Webサイト https://esd-assoc.com 連絡先 050-5832-4960