保温実施前後のエネルギー評価結果

工程別のエネルギー評価 (1)立上げ時の放熱量と電力量 立上げ時の時間は電源ONから所定の温度まで到達し安定するまでの時間とする。 測定点は金型部が一番多くほぼ温度むらもないと考え設置し、放熱量は定式により計算する。 (2)安定時(定常時)の放熱量と電力量 表面温度および電力が一定となった状態での放熱量と電力量。 放熱量は定式により計算する。 (3)作業が終了し翌日の立上げまでの放熱量
圧縮成型機の計測状況

定式により放熱量を算出するため、成型機表面温度、成型機周囲温度を計測し、電力削減効果を確認するために、電力クランプロガーを設置した。立上げ時と停止時の放熱量は非定常なのでサンプリング周期は30秒で行い、サンプリング毎の計算値を積算した。
計測による評価まとめ

保温前後の効果がわかるように計測データ例をグラフに示す。また、定常時のエネルギー削減効果の試算結果を示す。