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診断から広がる省エネへの意識と取り組み — 飲食店の事例

業種: 飲食業 原油換算量/延床面積: 10.5 kℓ/年 エネルギー使用状況: 電力: 61.6% 灯油: 5.3% LPG: 19.5% 診断申込経緯: かづの商工会からの紹介 診断メニュー: 運用改善提案(4件)、設備投資提案(2件) 診断結果と指導内容 今回の診断では、エアコンの使用方法や冷蔵庫、電気ポットに関するエネルギーロスを改善するための具体的な提案を実施しました。診断の結果、以下の運用改善案や設備投資案を提案し、省エネの実現可能性を示しました。 【運用改善提案】 エアコン室内機のフィルター清掃 暖房便座の節電モード使用 冷凍・冷蔵庫フィルターの定期清掃 【設備投資提案】 老朽化エアコンの更新 電気ポットをVEタイプに更新 これらの提案により、費用削減やCO2排出削減が見込まれます。 【提案内容と効果】 具体的な効果として、原油換算削減量は合計0.7 kℓ/年、CO2削減量は1.6 t-CO2/年に達すると見込まれます。また、これらの改善を通じて省エネ意識を高め、日常的な運用改善への取り組みが期待されます。 当該診断先はかづの商工会様からの紹介で、最初は補助金申請のために必要ということに懸念を示しておられましたが、エアコンの使い方や、冷蔵庫、電気ポットのエネルギーロスなど、すぐに取り組める省エネについての詳細な説明に喜ばれ、診断結果を積極的に受け止め、環境負荷低減への関心をさらに深めていただきました。 今回の診断事例は地域の中小企業担当者の方々に参考にしていただき、まちの飲食組合へ省エネ診断の価値を広げることを提案します。