
某スーパー2件で、最近電力量料金が高くなってきていると相談を受け診断及び支援を実施しました。電力量の計測を行った結果、冷凍・冷蔵設備での使用量の増大が確認できました。要因を調査する中で厚生労働省が推奨している、換気状況の目安となる室内CO2濃度が1,000ppmを大きく下回る数値になっていることから、外気導入量の過多による冷凍機及び空調機での電力消費量が増加していたことが判明しました。コロナ渦中で窓開け換気に配慮された結果、気付かないうちにエネルギー使用量が増えてしまっていた事例です。その他運用に関する改善提言や、感染症対策に関する国の支援策又省エネ対策を徹底した上での自家消費型再エネ導入などを提案させて頂きました。