高効率空調機への更新
現在のGHP空調機は9年が経過しており、今後は老朽化に伴い経年劣化の懸念が出てくることが想定されます。 今後の更新計画として、最新の高効率GHP空調機へ更新することによりガス消費量の削減量を試算しました。 空調設備を更新することで、1.5kL/年の原油量削減が見込める結果となりました。光熱費の削減金額は約15万円です。投資回収年数は、約46年です。
太陽光発電設備の導入(自家消費)
本事業所の建屋屋上は日射条件もよく、太陽電池アレイを設置するスペースがありますので、太陽光発電設備の導入を提案いたしました。 発電した電力は基本的には自家消費しますが、余剰分は売電します。 試算の結果、2.6kL/年の原油量削減が見込める結果となりました。光熱費の削減金額は約74万円です。投資回収年数は、約7.5年です。
その他運用改善提案
運用改善として、以下の提案をしました。 ・GHP空調設定温度の緩和 ・GHP室外機のフィンコイル洗浄 これらを改善した場合の試算結果は、2.4kL/年の原油量削減、約25万円の光熱費削減となります。 まずは、費用のかからない運用改善提案から実施することをおすすめします。