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インバータ・コンプレッサの運用不具合例の紹介

インバータコンプレッサを導入しているから省エネできてるとは限りません。

インバータ・コンプレッサの運用不具合の発見と対策効果

某工場で、省エネ診断のヒアリング中に支援先が実施済みの省エネ対策で定速機のコンプレッサーを37kWインバータタイプに更新したが省エネ運転できているのか気になると相談がありました。省エネ支援の計測支援を提案し、インバータ・コンプレッサー5台を導入している系統の、3台並列運転している設備の計測支援を行いました。
【弊社の診断方法】
コンプレッサーの消費電力とタンク圧力を計測することに加え、各コンプレッサーの吐出エアー流量を計測します。
コンプレッサーが効率的にエアーを生産できているか定格値と比較して確認します。
  エアーの生産効率=1kWhの投入エネルギー(電力)で生産したエアー量

計測により以下3点のエネルギーロスが判明しました。
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1.過剰な運転台数で運転しており1台停止できる
2.吐出エアー配管の問題でCP-2とCP-3で圧力干渉している。
3.日曜日から月曜日の朝まで3台停止できる。
これらの運用改善を行うことで、年間の運用改善効果は1,486,980円が見込まれる。