エアコン設定温度の適正化
エアコンの温度設定を緩和(冷房の場合上げる、暖房の場合下げる)することで、消費電力の削減を図る省エネ提案です。 よく耳にする省エネ方法ですが、専門家による試算が基になっていますので、説得力があるのではないでしょうか。 具体的な診断事例として、小売業の店舗に対する診断事例をご紹介します。 対象事業者様は、竣工後25年以上経過した店舗の省エネ化に関心を持たれ、診断を申し込まれました。 診断の結果、6件の改善提案(設備4件、運用2件)を行いました。運用改善のうち1件がエアコン設定温度の適正化です。 店舗で使用しているルームエアコンについて、冷房・暖房とも各1℃緩和することで、年間約2,800kW/hの消費電力削減(年間72千円のコスト削減)が可能と試算されました。