
<企業のPF事業申込のキッカケ> 工場の製品ロス改善など生産性向上の課題があり、商工会議所の相談窓口に相談しNPOテクノサポートを紹介され、2017年7月に省エネルギーセンターの省エネ診断を受診、その後、診断結果をもとに経営と省エネの両面から2年計画で省エネの助け隊の支援を受けるに至った。 経営と省エネの両面から2年計画での支援を実施し、大きな省エネ効果を得た。 <経営支援> ①錠剤ロス削減による生産性向上によりエネルギー原単位低減 生産工程ロスの月別推移・歩留まりの現状分析⇒製造ロスの要因分析 ⇒対策検討⇒製造基準の妥当性検証⇒製造管理基準の見直し 工程不良率2%以下達成 <省エネ支援> ①設備管理台帳の整備による工場停止リスクの見える化 掲示物等によるエネルギー使用量の見える化 ②工場の待機電力改善、休日/夜間停止機器の運用調整 人感センサー付きの照明LED化による倉庫照明の省エネ コンプレッサのエア漏れ対策及び圧力見合いの間欠運転導入
得られる効果
<経営支援>錠剤ロス削減による生産性向上で経済効果610万円/年を得た。 <省エネ支援>社員のコスト意識、省エネ意識が向上することにより、継続的な 省エネ取組を実施する習慣が醸成された。 また、照明のLED化、コンプレッサのエア漏れ対策等により、17.3kl/年、107万円/年の削減効果を得た。