【支援内容】

<企業のPF事業申込のキッカケ> 製造現場の生産性向上課題を抱えており、NPOテクノサポート(NPOTS)から現場の人材育成、小集団活動による生産現場の問題解決の実践教育を受けたのち、省エネ活動実施の提案を受け、2019 年に省エネルギーセンターの省エネ診断を受診した。その後、診断結果をもとにした省エネお助け隊(NPOTS)からの経営と省エネの両面から支援を受けるに至った。 <経営支援> 品質異常原因の解明による生産性向上を実現 ・現状分析:各製造工程での品質異常内容分析⇒原因の要因分析⇒重要要因の対策/方策検討⇒対策の検証:不良率0.3%以下達成 ⇒製造管理基準の改訂 <省エネ支援> ・集塵機ファン、コンプレッサのインバーター化 ・蒸気配管の保温等の熱ロス対策 ・重油焚き燃焼機器の空気比低減による燃焼調節 ・蛍光灯のLED化
【得られる効果】
<経営支援> ・品質改善による生産性向上によりエネルギー原単位の低減経済効果1,440万円/年を得た。 <省エネ支援> ・集塵機ファン、コンプレッサのインバーター化、蒸気配管の保温、燃焼機器の燃焼調節、照明のLED化等により、78kl/年、604万円/年の削減効果を得た。