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計測による支援-4 蒸気配管に関する提案事例

ウォークスルーで未保温の蒸気配管、配管部材からの放熱状態をサーモカメラで撮影し、放熱損失を少なくすることが燃料の削減になることを説明した。報告会ではサーモカメラのデータを見ながら保温効果の試算を示して、熱損失防止の重要さを理解していただいた。

水産加工会社の例

蒸気蒸しラインで一部の配管、部材が未保温状態である。蒸気で蒸しているため保温材が短期間で腐食するため、剥がれたあとは修繕していないとのことである。ラッキングすることを提案した。

塗装会社の例

配管はほぼ保温されており表面温度は低いが、調節弁など保守が必要な部位は保温されていない状態を見うける。理由は保守作業時に保温を外す作業があることと、定期的に流体の漏れを確認するのであえて保温していないときく。 簡易な保温材を使用することによって取り外し作業が軽減されるので、提案した。

保温効果

各事例の保温によるエネルギー削減効果を表に示す。サーモカメラの画像は一例である。