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離島への旅客待合所(船便)を省エネ診断しました。

今回、地方自治体からの依頼があり、省エネ診断をすることになりました。

 本事業所の建物は、1994年竣工で28年が経過している1階建ての建物です。 うるま市の津堅島(人口約400人)に船で渡るための待合所です。 事業所はうるま市が管理し、待合所と切符売場・事務所及び植物検査室があります。 延床面積は155.74㎡、365日稼働しています。  空調システムはパッケージエアコン+ルームエアコンの個別空調方式です。 空調機は順次高効率型に更新しています。 照明設備はLEDと蛍光灯を混在して使用しています。 給湯設備は設置していません。 また、暖房運転は稼働していません。 エネルギー管理体制も構築していません。

 今回の省エネルギー診断を機会に、建物が港内に設置されているため風が強く、 室外機の塩害対策及び出入口に風除室の設置等を提案しました。  本事業所で使用しているエネルギーは電力のみです。 電力の使用状況は、概ね低圧電力26%、従量電力74%です。  従量電力の比率が高いのは、ルームエアコンや業務内容が多岐にわたり、 パソコン、コピー機等の使用量が多いためです。 数値が高い原因は、365日稼働しているからです。  提案については、予算取りであったり今後どのように進めていくか等、 支援対象者様が地方自治体であるため、来期に向けて検討することとなりました。 ※ 本事業所のエネルギー使用量は、7.5㎘/年   省エネ診断による予想エネルギー削減量は、1.5㎘/年   予想削減金額は、202,000円/年です。