
地球の大気は地表で暖められ、上空へ上る過程で熱を放出し冷やされますが、天井付近に設置された暖房器具からの暖気は天井に滞留しがちです。この暖気を体感域に下降させることにより、働く方の体感温度は上昇し、設定温度をむやみに上げるなど非効率な高度を防ぐことができれば、その分エネルギー消費を節減。脱炭素経営に貢献します。具体的な対策事例を紹介します。 【送風機の追加】 3か所 【暖房機器の台数】 6台 【暖房定格電力】 4.0kW/台 これにより設定温度を2℃下げるとすると、原油換算削減量:0.5kL となり、初期投資を9年未満で回収できる見込みとなります。