業務上、空気消費量が急激に増加する特性を持つ企業から、省エネ診断の依頼があり実施しました。 省エネ診断の結果、以下の課題に対して省エネ取り組みを提案しました。 ① 工場は従来型の水銀灯を使用しており、運転時間も長いため、LED化を提案 ② コンプレッサーは空気消費量の変動が大きいため、リザーバータンクの設置に加え、空気消費量が少ない時間帯の吐出圧力の低減を提案 ③ 変圧器の容量は、電力使用量に対してかなり余裕があるため、複数の変圧器を統合し、損失を削減することを提案 以上の取組みにより、エネルギーの削減量は原油換算で約30KL/年、CO2削減量は54.8t-CO2/年、費用としても約377万円/年の削減が可能であることが分かりました。 診断後は、継続で省エネ支援を実施し、変圧器の統合化とピーク電力の低減、空気圧縮機の吐出圧力低下を支援しています。
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